このような方に

どういう悩みや困難が精神分析的心理療法の対象になるかは、一概には言えません。実際、面接が進むにつれて、それまでは思いもよらなかった切実で大事な問題が見えてくることは、よくあります。

Mädchen vor Landschaft
Paula Modersohn-Becker Mädchen vor Landschaft

以下に挙げるのは、悩みの項目一覧というより、苦しさの経験のありようの例です。ここにぴったり当てはまる必要はありませんし、まだうまく言葉になっていなくてもかまいせん。何に苦しんでいるのか、何に苦しめられているのかを、面接を重ねながら一緒に考えていきます。

  • 人間関係で同じ苦しさが繰り返される:愛情や依存などをめぐって、似たような行き詰まりや苦しみが繰り返されると感じている方。ひととの関わりの中で起きていることを手がかりに、ご自身のことを考えていく心理療法がお役に立つかもしれません。
  • 自分で解決しようとしてきたが、限界を感じている自分の性格や行動に困り、どうにかしようとしてきたけれど、自助努力だけでは進めない感じがある方。心理療法家と一緒にご自身のことを考えていく心理療法がお役に立つかもしれません。
  • 強い思いや自己嫌悪から自由になれない:辛い経験をめぐる執着や、誰かへの強い思い、自分自身への嫌悪や不自由さに長く縛られている方。そうした苦しみを急いで片づけるのではなく、一緒に見つめていく心理療法がお役に立つかもしれません。
  • 仕事や大切な関係への影響が気になる:抱えている問題が、お仕事や大切な人との関係に知らず知らずのうちに影響しているのではないか、と不安を感じている方。ご自身の中で未解決のままになっているものが、仕事や身近な関係の中にどのように持ち込まれ、繰り返されているのかを一緒に考えていく心理療法がお役に立つかもしれません。

入り口としての相談内容はさまざまですが、実際には、これまで十分に意識されてこなかった内面的なものに触れていくことが、ご自身にとって役に立つかどうかを、アセスメント面接を通じて一緒に考えていきます。

精神分析的心理療法についてのページでは、当オフィスで大切にしている考え方や、実際の進め方についてご説明しています。当オフィスでの心理療法を検討する際のご参考になさってください。

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かかりつけの医療機関がおありの方へ

精神症状や精神疾患でかかりつけの医療機関に通院されている方は、まず主治医との精神医学的治療を大切にしてください。そのうえで、その治療を継続しながら、ご自身のことを心理療法家と一緒に考える精神分析的心理療法を経験したいと思われたら、主治医にご相談ください。主治医と話し合って、当オフィスでの心理療法を受けることを決められた場合には、ご紹介状をご持参ください。当オフィスは主治医と連携して心理療法に取り組みます。